
< パイロクスマンガン石 2008.03 ズリにて表面採集 >田口鉱山を初めて来訪した時、実はパイロクスマンガン石(通称パイマン)の採集に成功していました。
しかし、現地にいた本人にはその自覚がまるでなし。バラ輝石のつもりで採集し、帰宅したのちレモン汁漬けした標本を取り出してみてビックリ仰天した....という笑い話です。ただ、この石は私が割ったわけではなく、先人が割ったものを拾ってきただけなので、見落としたのは私だけではありません(爆) それほど真っ黒で識別不能な状態だった....ということなんでしょう。
しかしまあ、このルビーのような素晴らしい輝きをみた瞬間のトキメキは、何とも形容しがたい高揚感でしたネ♪ 思わず、何か叫んでいたような気がします(爆) 妻にも見せびらかして「ど〜だ、キレイだろう?」と得意満面。普段、鉱物にはまるで関心の薄い妻もパイマンの美しさには見惚れたようで、「きれいな石ね〜」と覗き込んでおりました。
長時間レモン汁に漬かっていたせいで母岩が真っ白になってしまい、他のパイマン標本とはだいぶ印象が違うので「もしかして菱マンガン鉱だろうか?」と不安になり、横についている小さな結晶に塩酸をかけてみましたが幸い発泡は無し。たぶんパイマンで間違いないと思います(まあ、バラ輝石の可能性もありますが肉眼では判定不能なので)
この標本は自分で採集した気が全然しないので、田口の神様が恵んでくれたものだと思っています(ありがとうございます) 次回はぜひともパイマンだと識別した上で、自力採集したいと思っております (結晶サイズ:約6mm)