< バラ輝石 2008.03 ズリにて表面採集 >今回から愛知県設楽町にある「田口鉱山」での採集品をご紹介していきます。
田口鉱山にはこれまで3回ほど訪れていますが、その度に何人かの”同好の士”と遭遇しており、とても人気のある産地ですね。まあ、ここの名物であるパイロクスマンガン石(通称パイマン)は宝石級の美しさですし、その他にも様々な鉱物が産しますから、当然といえば当然のことでしょう。それに、車を降りてから山道を5分くらい歩けば着いてしまう、アクセスの良さも人気のひとつだと思います。
ここを初めて訪れる時、私は「バラ輝石」をメインターゲットに定めていました。”パイマンは滅多に採れない”との話だったので、はじめは無理せずに豊富にあるというバラ輝石に狙いを定めたわけです。
ところが、いざ現地についてみると、いきなり足元にピンク色のバラ輝石がたくさん散らばっています。”え? こんなに簡単に採れちゃうの?”と思わず拍子抜け。どうも前日に訪れた同好の士が叩きまくった後だったらしく、新鮮な割り口から鮮やかなピンクがいくつも見えています。形や色を選べるほどの量があり、気に入ったモノを見繕ってアッサリと採集完了。なんと到着30分で「バラ輝石」採集は終了してしまったのでした(爆)
採集してきた中で一番気に入っているのが上の写真のバラ輝石。目に鮮やかなピンク色の小さな結晶が密集していて、とても美しいです♪
(標本サイズ:40×40×38mm)
下の写真は、白い石英中にバラ輝石が脈状に含まれた物。濃いピンクもいいですが、薄い色合いもなかなか”オツ”です。(標本サイズ:63×45×22mm)
< 石英とバラ輝石 2008.08 ズリにて表面採集 >尚、この2つの標本はいずれも「ポッカレモン」に漬けて、表面の酸化マンガン?を除去してあります。現地で採集できる物はもっと真っ黒いので、お間違いなく(笑)