
< 水晶 2007.10 延坂にて表面採集 >
夢の露頭探しが空振りに終わった後、今度は確実にエモノを得たい(笑)と考えた私は、ネットに数多く公開されている有名産地を訪れてみようと考えました。そして、白羽の矢が立ったのが愛知県設楽町延坂の水晶産地でした。
ここを選んだ理由はいくつかありますが、やはり小ぶりながらも抜群の透明度を誇る水晶に惹かれたのが一番の理由です。とある書籍には「日本版ハーキマーダイヤモンド(※1)」と書かれているそうで、そんな記述が私の心を妙にくすぐったのでした。それに延坂にはダム建設の計画があるそうで、そのうちダム湖の下に沈んでしまう可能性がある....というのも、この産地を真っ先に選んだ理由の1つでした。
正直なところ延坂の産地情報はあまりネットに出ていなかったんですが、ある程度の目星はつけたし、あとは現地で探せば何とかなるだろう...と軽い気持ちで出かけました。ところが、ちょっとした勘違いもあってこれがなかなか見つからない(汗) 全く見当違いの山中をウロウロしながら途方に暮れておりました(笑)
ようやく勘違いに気付いて産地に行き着いたのは、日も暮れ始めた16時過ぎ。採集は短い時間のみになってしまいましたが、やっとの思いで突き止めた喜びもあって、とても楽しい時間を過ごしました。そして、その翌週にはさっそく再チャレンジし、今度はのんびりと半日掛けて採集を楽しむことが出来ました。
写真の水晶は、まるで”鳥が羽根を広げた”ような不思議な形状と透明度の高さが気に入っている品です。まあ、実物はとっても小さいんですけどね....(標本サイズ:13×6×14mm、水晶径:2mm)
※1)アメリカにあるハーキマー地区で採れる両錘の水晶は、その形状と透明度の高さからダイヤモンドに例えられ「ハーキマーダイヤモンド」と呼ばれているそうです。

