そして探求の旅は始まった・・・

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岐阜県恵那市在住です。
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 2007年夏より「鉱物」に目覚め、収集の旅に出ております。

 特に未加工の原石に魅かれ、美しい結晶鉱物には目がありません。

 学術的知識に乏しいので誤った記述があるかもしれませんが、その際はご容赦願います。

 月に1回くらいの頻度で”まったり更新”していますので、よろしくお付き合い下さい。


 尚、産地標記は購入店のラベルを参考に「独断」で記載しておりますので

 必ずしも正しいとは限りません。その旨ご承知おき願います。

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蛍石-06
20151230-b1.jpg

20151230-b3.jpg


<  蛍石   Fluorite  >

[ 中国 江西省 上饒市上饒県 産 ]
[ Shangrao Co., Shangrao Prefecture, Jiangxi Province, China. ]
 (L:110mm × H:53mm)


2012年の名古屋ショーで購入した、ちょっと”いわく付き”の中国産蛍石です。

この標本は老舗ショップ:Kミネラルズのダンボール箱の中から発掘したものですが(独特の売り方なんで店名隠しても意味ないか ^_^;)、目を引いたのがその価格。

まず一番下に貼ってある値札が「10,000円」、その上に「5,000円」が重ねられ、さらにその上に「2,000円」のシール(わざと元値が見えるように貼ってあるのが商売上手なところ)。

当初の売値から実に80%OFFされるなんて、どう考えても原価割れしてそうだし、”どんだけ不人気な標本なんだよ....”と勘ぐりましたが、標本自体はサイズも大きいし、結晶もハッキリしていて2,000円なら全然悪くない。

”きっと数多く出回り過ぎて価格が暴落したんだろう...”とその時は安直に考え、よい掘り出し物に出会えた、と喜んで購入しました。

しかし、今回の記事を書くにあたって調べたところ、いくつか”いわく”が付いていることがわかりました。

まずはその産地。
mindatで「江西省上饒市」を調べましたが、蛍石産地としてあまり著名な感じではなく、3箇所から蛍石の産出報告はあるものの標本の写真は存在せず、これ以上の同定は不可能でした。

そのうち「江西省上饒市」産の蛍石は、同じ江西省にある「九江市徳安県 徳安(De'an)蛍石鉱山」のモノだ、という記述をネットで見つけました。さっそくmindatで徳安(De'an)蛍石鉱山を調べてみると、こちらからは私の標本に似た写真がウジャウジャと出てきました。

なので、”じゃあ、徳安(De'an)で決まり!”と思ったんですが、ふと目をやった注釈部分に「上饒」を表す「Shangrao」のスペルがあったので気になって翻訳サイトで訳してみたところ、以下のような記述が見受けられました。

 「八面体蛍石は実際には上饒(Shangrao)近くの鉱山から来るのかもしれません」

そして、さらに

 「この地域に起因する多くの蛍石写真は、最終的に別の地域に移動する可能性がある」

との記述も。

他にも「業者が場所を特定されるのを恐れ、正確な産地情報を提供していない」という記述もみられ、どうにも産地についてはハッキリしない現状であることが伺えました。

なので、とりあえずこの記事での産地情報は「上饒」にしておくことにします。
いつかハッキリする日が来るといいんですけどねぇ~(汗)

続いて、2つ目のいわく「オイル塗布」

産地情報を調べている際に、この産地の標本には見映え向上のために「オイルが塗られている」という記述を何度か見かけました。

表面が少しベトつく、とか、結晶のくぼみに固化したオイルが溜まっている、等の記述がありましたが、私の標本にはそのような”痕跡”は発見できませんでした。

ただ、この産地の標本は石英質の母岩をフッ化水素酸で溶かして結晶を露出させている、という話なので、個人的には”たぶん塗っているんだろうなぁ~”と思っています。

何故かというと、以前に酸化鉄で茶色く染まった蛍石をクリーニングしたくて希塩酸に放り込んだことがあるんですが、出てきたら表面のテリが多少鈍くなってしまったことがあったのです。

この産地の蛍石は、表面のテリに乏しくスリガラス状になっているのも特徴のひとつですが、もしかしてそれは「酸処理の副作用」なんじゃないの?と思うのです。そして、その荒れた表面をごまかすために、オイルを塗って人工的にテリを復活させているのではないか?と思うのです。

 20151230-b2.jpg

蛍石の結晶は六面体になることが多いようで、天然の八面体結晶は数が少ないそうです。言われてみると、私の蛍石標本の中でも八面体結晶はこの標本だけでした。

色合いも薄いグリーンを基調に、結晶の稜線部分だけ紫に変化する美しさ。

この結晶が本来持っていたテリ具合は一体どんな感じだったのでしょうか?
その姿を拝んでみたい、と思うのは、きっと私だけではないでしょう。

返す返すも、蛍石が石英中に埋没してしまっているのが残念な産地です。


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